中国長春滞在記⑫ 私立病院(譚氏総合病院】

 私は滞在中、譚氏の病院にお世話になりました。労動公園のすぐ前にあります。広さが教室2つ位の広さで中をいくつかの科にわけてある小さい病院です。西洋医の王(ワン)先生、按摩医のシュエ先生、中国医の先生、歯医者若い女医、あと看護婦さん3名、まかないをする女性、譚氏の娘さんが事務をされている病院です。キャッチの絵の病院です。この病院の方々はみんな仲が良く、患者さんを含めて仲良く楽しい会話が進みます。時には外で話したり、空いた時間散歩、患者さん(友達)と食事に行ったりです。年中無休で、ワン先生は開錠から夜の施錠まで任されていました。ワン先生は呼吸器、消化器の内科医です。病院にレントゲンとか機器はなく、触診、熱を測る、点滴、あと漢方薬を扱っています。中国の病院の形態がよく分かりませんが、少しのんびりした田舎の診療所の風景でしょうか。(800万人の大街の)
私も事情を理解してくれて、按摩の仕方を教わったり、していただいたりしました。特にシュエ先生の奥さんは私のアキレス痛、腰痛のために木の棒を使った按摩や瓶を体に張り付ける施術とかを幾度となく背中から足までしていただきました。(写真)施術の度に私は「イタイイタイ」を連発するので病院の先生方から「イタイイタイ」って何のこと?になり、中国語の「トン、トン」と理解してもらいましたが、イタイイタイは日本人の私を形容、揶揄する言葉にもなりました。お返しに先生方や先生の奥さん、看護婦さん、友達のタオ君とかを幾度となく按摩しました。(させてもらいました。)自分で言うのも変ですが大変好評でしたし少し自信もあります。
  按摩を受けると女性陣はみんな悲鳴をあげます。私もこらえきれなくなって悲鳴をあげました。ツボを押さえられたら誰でもみんな痛いです。痛くなければツボではありません。「不痛、不好了」(ブトン、ブハオラ)「痛くなければ病気は良くならないです。」内緒ですがシュエ先生は痛い時は少し小さい声で「アイヤー」と言います。中国人はこれです。施術を受けた後背中は皮膚が紅潮し、痕が数日残ったりしますが体は快調です。街で若い女性の腕などに瓶の痕などが残っている施術の痕を見かけますが、中国按摩はそれほど浸透している証拠でもあります。
  ワン先生は按摩の部屋に来ていたずらをしたりします。集まった患者友達を含めみんな仲良く話をします。私はワン先生にこう話をしました。「日本でお医者さんに気軽に話はできません、お医者さんは午後は研究会などたいへんです。先生は誰とでも気軽に話をします。不思議です。」「中国は環境がよくありません、先生は医者の立場から指導すべきです、日本ではお医者さんが一番発言力があります。」さらにこう続けました。「西洋医の立場なら東洋医学の按摩とかまやかしではありませんか。そんな枇杷の葉っぱを体に貼ったら病気が良くなるなんてことはありませんよね。」先生は「中国の先人の知恵経験は偉大なものです。それが現代にも受け継がれている」と僕の意地悪な質問にも翻訳機を介して答えてくれました。「先生の写真をネットに出しますからね。いいですか、有名人になるかもですよ」と伝えてきました。それからこのキャッチの絵はシュエ先生に贈りました。「ここに集まった人たちがみんな10年後20年後も幸せでありますように。」と中国語に翻訳した書を添えました。


王(ワン)先生 王 大夫

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kasumijunFC2ブログへようこそ!中国の長春滞在はとても厳しいものでしたが感動したこと、驚きがいっぱいでした。体験のドキュメントです。内容は極めて正確で面白いです。楽しんで読んでください。余計に動画たくさんありますが一部です。
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